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手書き工法について

手書き工法とは?

手書き工法とは、字のごとくマシンを使わず、手だけで文字などを表現する方法です。
使うのは筆と塗料だけという極めてシンプルなものです。

以前は職人さんの手によるこの工法が屋外広告において唯一の表現手法でした。
しかし近年ではカッティングマシンやカラーインクジェットプリンターなどの登場による機械化が進み、手書き工法を行う機会が減ってきているのが現状です。

手書き工法のメリット

カラーインクジェットプリンターやカッティングマシンなどを使った機械工法には
・施工スピードが圧倒的に速く、色数や表現の幅が圧倒的に広い。
・職人による仕上がりのムラがなく誰が施工しても綺麗に仕上がる
などメリットが非常に多いです。
しかし機械工法の弱点は、施工ができない場所があるという点です。

機械を使った施工方法は簡単に言えば、大きなステッカーを貼るイメージです。
そのため施工面が段差があったり凹凸していたりすると、うまくステッカーがくっつかず剥離などの原因になるため、このような場所に対しては基本的に施工ができません。

一方で、手書き工法は手で書くというシンプルな方法ゆえ、基本的にどんなところでも場所を選ばず表現することが可能というのが大きなメリットです。

また下記のようにコスト面、仕上りの雰囲気などを考慮してあえて手書き工法が選ばれるケースもあります。

1.大型の表現

1.大型の表現

大型の表現の場合は、機械工法であればどうしてもその分材料費が必要で施工に関しても2名以上で行うケースが多く、それに伴う施工コストが必要になってきます。
一方で手書きは基本的に消耗品は塗料だけ、施工も一人でも可能ですので大型の場合はコストメリットがある場合が多いです。
(※ただしグラデーションや複数色の表現がむずかしいなどの制約があります。)

2.手書きならではのラフな感じ

2.手書きならではのラフな感じ

機械工法では表現しにくい、手書きならでは独特な風合いなどが、機械によって制作されたものが圧倒的な環境において逆に新鮮な印象をあたえ差別化が図れるといった効果を期待して手書き工法が選ばれる場合があります。